熱中症対策にはキュウリ 96%が水分で体を内側から冷やす
キュウリのヘタに近い部分には「ククルビタシン」という、ウリ科植物特有の苦味成分が含まれている。ククルビタシンには多くの種類が存在し、抗がん作用の研究も行われているが、食べると食中毒になることもある。食べて苦味を感じたら、のみ込まずに吐き出すのが賢明だ。
キュウリを選ぶ時は、トゲが鋭くとがっていて、緑が濃いものを。すぐに食べない時は、ペーパータオルや新聞紙で包んで立てた状態で冷蔵庫に保存するといい。塩もみをしておけば日持ちはするが、熱中症対策に役立てるなら、みずみずしいうちに、キュウリの水分ごと食べるのが一番だ。ヘタを切り落とせば、手で持ってそのままガブリ。塩を少々ふりかければ、より熱中症対策として役立つだろう。