シミ・シワ対策にゴーヤー レモンを上回るビタミンC含有量
ゴーヤーは「苦瓜」とも言われるように、独特の苦味が特徴だ。これは「モモルデシン」という成分によるもの。胃腸を刺激し、消化液の分泌を促すので、肉料理と一緒に食べると胃もたれ対策になるかもしれない。モモルデシンには血糖値や血圧を下げる効果もある。夏のシーズン中に積極的に食べたい野菜だ。
ゴーヤーはキュウリと並んで水分含有率が高く、90%以上が水分。カロリーも低く、1本(250グラム相当)食べても43キロカロリーで、これもキュウリと同等だ。
そんなゴーヤーのなんといっても着目すべき点は、ビタミンCの多さ。ビタミンCにはコラーゲンの生成を助けメラニン色素の過剰生成を抑えてシミ、シワをできにくくする美肌効果、免疫力アップ効果などがあるといわれている。
ゴーヤーのビタミンC含有量は100グラム中76ミリグラムで、これはキュウリやトマトの5倍以上。ビタミンCといえばレモン果汁を思い浮かべる人もいるだろう。しかし、レモン果汁のビタミンC含有量は100グラム中50ミリグラムなので、それを上回る。