「健康で長生き」には必須のタンパク質 理想的な取り方は
タンパク質の食事摂取基準は総エネルギーの15~20%で(65歳以上の場合。50~64歳は14~20%)、推奨量は1日65グラム以上。目安として、木綿豆腐100グラムにタンパク質6・6グラム、絹ごし豆腐では4・9グラム、鶏胸肉皮付き・焼きで100グラム中34・7グラム、鳥もも肉では26・3グラム含まれています。
身長・体重が小さかったり、75歳以上で活動量が大きく低下して必要エネルギー摂取量が低くても、タンパク質の摂取量の下限は、推奨量以上とすることが望ましいとされています。
前回、「○○○にいいという食品でも、過剰な取り方は逆効果」という話を紹介しました。筋肉量維持に不可欠なタンパク質ですが、タンパク質の取りすぎは腎臓にダメージを与えます。
■朝・昼の食事に納豆や豆腐、卵を加える
糖尿病の人には腎臓が悪い人もいるので、タンパク質の取り方には特に注意しなければなりません。
過剰にならず、少なすぎにもならず、タンパク質を摂取するには、3度の食事でバランスよく取ること。