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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

見え始めたニューヨークの新型コロナワクチン接種計画

公開日: 更新日:

 CDCの提言で次に優先順位が高いのは老人ホーム入居者とスタッフです。アメリカのこれまでの死者27万人のうち、実に4割が老人ホームから発生しているからです。続いてエッセンシャルワーカーと呼ばれる食品関連の産業で働く人たち。以前にもお伝えした通り、食肉加工場で発生したクラスターが感染の広がりの原因になっただけでなく、全米の肉の流通を妨げたことも大きな問題となりました。そして、その次が高齢者という順番です。

 アメリカでは11月の1カ月間のコロナ新規感染者は過去最高の400万人に達し、12月初旬現在、これまでの累計は1400万人、1日の死者は3000人に迫っています。

 ワクチンが一般に行き渡るのは来年5月から6月という予測の一方で、2月までの死者数は累計で45万人に達するという試算もあり、いずれにせよ厳しい冬を迎えることになるのは間違いなさそうです。

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