「良い姿勢」を保つには、お尻、お腹、背中の筋力が必要
いきなりですが、実験です。
まず背中を丸めて下を向いた姿勢をとります。猫背でスマホをいじる時の姿勢です。このままバンザイをしてみます。
次に背筋を伸ばし胸と視線が正面を向いた、いわゆる「良い姿勢」をとります。このままバンザイをしてみます。
さて、どちらが腕を上げやすかったでしょうか。「良い姿勢」の方が、スムーズに高くバンザイできたかと思います。
両者の違いは、背中が丸まっているかどうかです。肩の動きには、姿勢が大きな影響を与えます。肩自体は正常でも、姿勢が悪いと肩の動きが悪くなるのです。
しかし、普段から「姿勢が悪い」とわかっていても、「仕方ないから」と流しているのが実情でしょう。
「良い姿勢」を保つには、姿勢を支える臀部・腹部・背部の筋力が必要です。そこで今回は、丸まった背中を伸ばす働きのある背筋を強化するエクササイズ「座位グッドモーニング」を紹介します。方法は、次の通りです。