大事なところに水疱が… 帯状疱疹と間違えやすい性感染症がある

公開日: 更新日:

 1型は上半身の感染が多く、2型は下半身の感染が多い。そのため、かつては「口唇ヘルペスは1型」「性器ヘルペスは2型」と言われたが、いまはオーラルセックスが一般化したため、2型でも口唇ヘルペスになるし、1型でも性器ヘルペスになることがわかっている。

「よく、HSVは2型感染が多いと誤解されますが、実は性器ヘルペス初感染の原因の7割は1型によるものです。1型は主に口の周りに水ぶくれができる口唇ヘルペスになりやすく、顔面の三叉神経節に潜伏しています。そのため、オーラルセックスをしたときに唾液に含まれている1型ウイルスが性器に感染するからです。2型は骨盤内の神経節に潜伏して性器ヘルペスを再発させますが、1型ほど感染は広がりません」

 性器ヘルペスは皮膚・粘膜の病気ではなく神経のウイルス感染症である。そのため、外用薬を塗るのはNG。抗ウイルス薬の内服が欠かせないという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝