痒くてたまらない…「あせも」を悪化させないための3つのポイント

公開日: 更新日:

 汗をかくシーズン、臭いやべたつきも気になるが、「あせも」に悩まされる人も多いのではないだろうか。あせも対策について、汗の悩みを専門に診ている「山本英博クリニック」(東京・渋谷)に聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 あせもは、医学的には「汗疹」と呼ばれる。汗の通り道である汗管が、大量の汗をかくことで詰まってしまう。汗をスムーズに排出できなくなり、皮膚の中に汗がたまって雑菌が繁殖。皮膚トラブルが起こる。

「あせもは、夏になると非常に多くなる肌トラブル。あせもには3種類あり、一般的に多いのは紅色汗疹。皮膚科を受診する患者さんのほとんどはこのあせもです」(山本英博院長=以下同)

 紅色汗疹は、汗が排出されないために周囲の皮膚が炎症を起こし赤くなる。強い痒みを伴い、ときにはヒリヒリ、チクチクとした痛みがある。

 残り2種類は、水晶様汗疹と深在性汗疹。水晶様汗疹は水晶のような透明で小さな水ぶくれで、赤ちゃんにできやすく、大人ではごくまれ。また、深在性汗疹は紅色汗疹の繰り返しでできるあせもで、主に熱帯地方で見られ、日本ではほぼ発症しない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ