「意外な死因」2022年最新版…死亡した156万9050人を調査

公開日: 更新日:

梅毒

 近年、20代の女性を中心に全国的に流行している梅毒だが、2022年は晩期梅毒で10人(男性8人、女性2人)が亡くなった。70~74歳が4人(男性)、65~69歳2人(男性)、75~79歳2人(男性1人、女性1人)、80~84歳1人(男性)、85~89歳1人(女性)だった。ちなみに母子感染による先天梅毒は0歳の女子1人が記録されている。

■孤独死

 できれば、家族に看取られながら旅立ちたい。多くの人はそう思うだろうが、現実は厳しい。立ち合い者のいない死亡、つまり「孤独死」として記録された人は4231人(男性3314人、女性917人)。年齢別で見ると最も多いのは70~74歳の881人(男性734人、女性144人)。次いで75~79歳の609人(男性458人、女性151人)、65~69歳の581人(男性503人、女性78人)だった。 孤独死は圧倒的に男性が多い。女性は男性よりコミュニケーションに長けていて、家族がいなくても居住地でのネットワークを築いている人が多いことが要因かもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘