更年期症状だと思っていたら「心房細動」だった…放置すると脳梗塞も

公開日: 更新日:

 自宅で測定する場合、スマートウオッチなどでわかる心電図の記録を受診時に持参すると、診察がスムーズだ。

 心房細動は女性だけの病気ではない。日頃からの脈や心電図のチェックや、不調があれば病院を受診ということは、性別に限らず知っておくべき。ただ、女性は更年期以降、心房細動のリスク因子である高血圧肥満になりやすく、心臓の筋肉が少ないため男性より進行スピードが速い。念頭に置いておこう。

■最も大きなリスク因子は…

 心房細動は、高血圧心臓病糖尿病、飲酒、喫煙、ストレス、疲労、脱水など複数のリスク因子がある。しかし最も大きなリスク因子は加齢。年を取るとともに患者数が増える。ちなみに心房細動の症状に頻尿があるのは、心房細動によって心房利尿ホルモンが大量に分泌されるため。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因