看護師FPが指南…がんと診断されたらお金のために今すぐすべきこと

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「利用できる制度やサービスは、自分で申請しなければならず、申請してすぐにお金が支給されるわけではありません。入ってくるまでは時間がかかるのに、お金はどんどん出ていく。“経済的体力”があるうちにお金が入ってくるよう、早く手を打つことです」

■世帯単位で収入と支出を考える

 次にすべきは支出の見直しだ。ただし、その前に夫婦で家計の内容をしっかりと共有する。

「共働き家庭によく見られるケースで、財布が別々のために、お互いの収入と支出を詳しく知らない。健康な時ならそれでもいいですが、夫婦のどちらかが病気になり働けなくなった場合、世帯単位で収入と支出を考えなくてはなりません」

 支出には、大きく分けて食費や光熱費といった変動費と、住宅ローンや教育費といった固定費がある。

「治療の長期化を考えると、支出はやみくもに減らしてはだめ。みなさん、身近で手をつけやすい変動費から減らそうとしがちですが、食費や光熱費は健康に直結しますし、これらで無理を続けると治療や生活の意欲減退につながり、家族関係に支障が生じることもある。私がお勧めしているのは、固定費の見直しです。一度変更すれば基本的に生活に大きな変化がない限りそのままでよく、また額が大きい分、家計にもたらす変化が大きい」

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