著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

若者でも起こる「スマホ老眼」…目の調節機能のトラブル

公開日: 更新日:

 ここ数年で増えている「スマホ老眼」。初めにお伝えしておきたいのは、スマホ老眼と老眼は異なるものであるということです。

 老眼は加齢が原因で生じるもので、だいたい40代半ばになるとどんな人でも「細かな字が見えにくくなる」「小さな文字を書きにくくなる」というような現象が起こります。こうなった場合は老眼鏡をかける、コンタクトレンズで調整をするなどして対応することが一般的です。

 一方、スマホ老眼は文字通りスマホの見過ぎで起きるもの。加齢は関係ありません。スマホをよく使う10~20代でもなりますが、正しく対処すれば治ります。

 スマホ老眼になっているかどうか──。次の質問項目をチェックしてみてください。

・1日のうちで、スマホを操作している時間がトータル3時間以上
・最近、スマホの文字が見えづらい
・スマホを見た直後に画面から目を離すと、周囲の視界とピントが合わない
・遠くを見てから近くを見ると/近くを見てから遠くを見ると、ピントが合わない

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    江藤拓農水相が石破政権の最初の更迭大臣に?「隅々まで読んだ」はずの食糧法めぐり“逆ギレ誤答弁”連発

  3. 3

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  4. 4

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  5. 5

    みのもんたさんが自身のスキャンダルで見せた“類まれな対応力”…明石家さんま、石田純一との共通点

  1. 6

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 8

    日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

  4. 9

    維新は予算案賛成で万々歳のはずが…ゴタゴタ続きで崩壊へ秒読み 衆院通過の自民はニンマリ?

  5. 10

    松坂桃李「御上先生」第7話2ケタでV字回復へ 詩森ろばの“考えさせる脚本・演出”はTBS日曜劇場からの挑戦状