死を悟ったネコが最期にどこかへ…「心残り」を軽くする受け止め方
飼い主さんとしては最後のお別れや看取りをしてあげたいでしょう。その気持ちはよく分かりますが、ネコちゃんの気まぐれなのか、飼い主さんに死に際を見せたくないのか、30年近く獣医師をしていても、答えは分かりません。
どんな状況でも、「心残り」はあると思います。そんなときは、ネコちゃんがいなくなったことが、ネコちゃんからの思いやりと受け止めてはどうでしょう。そう思えば心残りが少しだけ軽くなると思います。
(カーター動物病院・片岡重明院長)