山一證券の自主廃業<上>戦後最大の倒産で社長が“大泣き”
1997年11月24日。山一證券は午前6時に臨時取締役会を開き、自主廃業に向けた営業停止を正式に決めた。午前10時、大蔵省(現・財務省)に営業休止届を提出した。
午前11時30分から東京証券取引所で記者会見が行われた。最後の社長となった野澤正平と会長の五月女正治が出席し…
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