高島屋など大手の決算は絶好調も…インバウンド頼みで百貨店は今後どうなる?

公開日: 更新日:

 実際、ショッピングセンターの普及や、若者の百貨店離れなどにより、都心部でも百貨店の閉店が相次いでいる。インバウンド需要があるかどうかが、分かれ道となっている。この先、百貨店はどうなっていくのか。

■外国人向けになる可能性も

「ショッピングセンターが普及し、百貨店の存在意義がなくなってきていることは事実です。今後、百貨店は従来通り富裕層をターゲットにしながら、インバウンド向けのサービスに存在意義を見いだし、品ぞろえや経営戦略をより訪日外国人観光客を意識したものにしていく可能性があります」(増田和史氏)

 慣れ親しんだ百貨店が、インバウンド専門の店に変貌する……。なんてこともあるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造