西日本最大級のストリップ劇場が摘発…背景にある過激ショーとインバウンドの“イケナイ関係”

公開日: 更新日:

女性器をライトで照らす演出

 今年4月、府警に「違法なショーをやっていいのか」という情報提供があり、内偵捜査を続けていた。

「店舗型性風俗特殊営業の届け出をしているので、衣服を脱いで踊るだけなら問題ありません。女性器を露出するなど、秩序を逸脱したため、公然わいせつにあたると判断した。ステージの上下には照明器具が設置され、照明係が踊り子の女性器に長時間、ライトを当てていました」(捜査関係者)

 同劇場は129席と国内トップクラスの広さと設備を誇る。年間売り上げは約2億6000万円で、近年は外国人観光客の姿も目立つという。

「派手な演出や女性器をあらわにする違法行為が公然と行われ、それを目当てに外国人観光客が訪れるなど、観光地化しています。インバウンドが拡大する中、外国人の間で『大阪のストリップ劇場に行けば、女性器が見られる』という情報が広がり、さらに外国人観光客が増えるのを懸念しています。通報があり、違法行為が認められたことから、検挙に踏み切りました」(捜査関係者)

 同劇場のHPには<日本のストリップは独自の進化を遂げた大衆娯楽です>と記されている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在