復活気配のヤクルト由規 「故障で3年登板なし」の苦悩を激白
■「来年は一年間を通して働きたい」
――菅野(巨人)や野村(広島)らが同じ年ですね。
「やっぱり刺激を受けるし、意識をせざるを得ないです。高校の時に日本代表でやった野村、同期の投手ではナンバーワンだと思っていた菅野は、大学を卒業してようやくプロで戦えると思っていた。野手だと丸佳浩、菊池涼介(ともに広島)も気になる存在です。
11年9月に右肩を痛めた時、来年は彼らと同じ舞台でプレーできないんじゃないかと思った。ケガをしたことと同じくらいショックな気持ちになりました。さあ、来年からというところで気合が入っていましたから。当時、現役だった宮本慎也さん(現評論家)からは『高卒で入った選手は、大学、社会人に進んだ人間よりも早くプロに飛び込んだわけだから、1つでも2つでも上のレベルにいないといけないぞ』と言われてもいました。現状、同級生たちと同じラインに立ててはいないですけど、3年が経ち、ようやく彼らとやれるんじゃないかと思うと今から楽しみです」
――来季に向けての意気込みは?