「私生活も考える」巨人新主将・坂本勇人が語った抱負と覚悟
プロ9年目の2015年は阿部の後任として第19代主将に就任する坂本勇人(26)。14年は打率.279、16本塁打、61打点。「打率が中途半端」と振り返る打撃の改造計画、15年中に取得予定のFA権、結婚観などを語った。
――「打率が低い」と言っていたが原因は?
夏場以降に疲れて、少し経ってからガタッと落ちる。そこを打開できれば、もう少し安定して成績が残せるのになという、ふがいなさを感じています。難しい部分ではありますけど、課題が明確なので、そこをどう打破するか。私生活もしっかり考えて。食事だったり、お酒の量だったり……。考えたら少しは変わるかもしれない。そこはもうちょっと真剣に捉えてやってみようかなと思っています。
――侍ジャパンに選ばれた日米野球で、稲葉打撃コーチやソフトバンクの松田に打撃論を聞いた。
松田さんは右手と左手を離してバットを持つんですけど、実はボクもたまに投手によってやっていて、いい結果が出ていたんです。基本とちょっと違うことなんで、常時はやりづらかったんですが、どんな投手に対してもやってみるのもありかなと。離したら力が入らない? 逆ですね。ボクはポイントが前のバッターで、ヘッドが下がっちゃう。それが改善され、もっとアベレージやミート率が上がって、強い打球が飛ぶのかなと考えています。