「私生活も考える」巨人新主将・坂本勇人が語った抱負と覚悟
――巨人の19代主将に就任。私生活も変える?
いろんな部分でやっぱりキャプテンという目で見られると思うんで、そこは今までみたいに普通にやるのは良くないのかなと。巨人のキャプテンというのは、80年の歴史の中でも十何人しかいない。そこは自覚しないといけない部分だし、いきなりガラッと変えるのは、なかなかできないと思うんで、徐々にキャプテンらしくなったなと言われるようにできればいい。(前任者の)阿部さんは毎年誰も文句を言えない数字を出した絶対的な存在。阿部さんみたいにしようと思ってもできない。そこはボクらしくやりたいなと思う。
――15年にFA権を取得する。同い年ではヤンキースの田中は海を渡り、広島の前田もメジャー志向がある。現段階での将来像は?
今のところ、メジャーどうこうという意識はないです。マエケンとかマサヒロ(田中)は日本で絶対的な成績を残した。メジャーリーグは、すごいなあ、いいなあと、そういう憧れはありますけど、じゃあ実際にプレーしてみたいかというと、特に今はそういう実感はないんで、しっかり頑張りたい。絶対的な存在になってから? そうならないと、メジャーとか考えられないですよね。