早くも奇行連発…巨人フランシスコが抱える2つの“爆弾”
■膝の負担になる人工芝
メジャー通算48本塁打の左の強打者。フリー打撃では逆方向の左中間へポンポン放り込み、見守った原監督を笑顔にさせた。毎オフにドミニカ共和国のウインターリーグを視察している中日の森ヘッドコーチは「当たれば飛ぶよ」。現地の所属チームで同僚だった中日の又吉も飛距離に度肝を抜かれ、その弾道を「感動的」と表現するが、一方で「左投手は打てないし三振ばっかり」という声もある。
太りやすい体質で現在の体重は111キロ。ドミニカの球界関係者によると、「体が重過ぎて足の状態が芳しくない」とこう続ける。
「右ふくらはぎは古傷で、体重を支える両ヒザの状態も良くない。ウインターリーグ中もヒザを念入りに治療しながらプレーを続けていた」
日本では本拠地・東京ドームをはじめ、人工芝の球場が多い。足への負担が大きいだけに、いつパンクするか分からない。巨人は中日に5-3で勝って首位で4月を終えた。2日の阪神戦で「やんちゃな性格」と「両ヒザ」という“爆弾”を抱えた巨漢助っ人がベールを脱ぐ。