原監督が“一発”期待のフランシスコ 巨人選手は守備不安吐露
巨人は24日のヤクルト戦で延長十回の末、サヨナラ負け。最後は守護神の沢村が力尽きた。先発のポレダは8回2失点の好投。打っては2点目の適時打も放った。原監督も「ポレダはいいと思う。リズムもいい。打ったしね」と及第点である。
これまでセペダが無安打のまま二軍落ちするなど、純国産打線を余儀なくされた。この日、アンダーソンが1打点。昨オフの手術から復帰後3試合で毎試合安打を放ち、やっと助っ人勢が機能し始めている。
そこで、23日に入団会見を行ったメジャー48発の新外国人、ホアン・フランシスコ(27)である。188センチ、111キロの巨漢助っ人にある選手はこう言った。
「打球、飛ぶんでしょ? 新聞で見たところだと曙そっくり! ブクブク(太って)ですよね。あれで動けるんですかね? 守りは? まあ、変なヤツじゃなきゃいいですよ」
最近10試合は8勝2敗とチーム状態は上向いている。ようやく助っ人にエンジンがかかってきたチーム状況に、あえて未知数の新外国人を入れて冷や水を浴びせることにならないのか。ましてフランシスコのポジションは三塁か一塁。動けない助っ人の加入で三塁の村田や一塁の井端らがはじき出されれば、守備面の弊害の方が大きいかもしれないというわけだ。