屋根がなけりゃ「臭いものにフタ」もできねえってか
「お祭りにゃカネを出すだろう」と高をくくったしっぺ返しだ。要は、霞ケ丘の霞を食う与太話を、霞が関の役人が牛耳っている害悪が噴き出たのだ。
東京都知事は500億円負担ができぬと突っぱねた際に気の利いたタンカのひとつも放っただろうか? これが沖縄県知事なら、
「辺野古埋め立てのための調査費を流用すりゃ500億円ぐらいわけなく出せるサ~」
ぐらいのことは言っただろう。東京都知事は、
「横田基地に配備されるとかいうオスプレイ3機分の予算を流用すりゃ出せるだろ」
ぐらい言ってやらんかったとみえる。もっともさんざん都知事選で自民党にすり寄った舛添じゃそこまで居直るのは無理か?
いずれにせよオリンピックじゃ当初のウリだった競技場の全天候型フタが付かないことになった。身もフタもないありさまに慌てフタめくJSC、都からはそんなフタんはできないと言われてフタ目と見られぬ文科省。なんとかしようにも、文科相得意のはずの、臭いものにフタもできぬ。