池ポチャで“仏頂面”の松山に苦言 「コメントもプロの義務」

公開日: 更新日:

 松山は今季17試合に出場してトップ10入りは8度目になる。そして優勝争いに絡んだ3試合はすべて1打差に泣いている。成長著しいが、あと1打が足りない。詰め切れないところが松山の足りない部分だ。この大会では今季マスターズチャンピオンのJ・スピースが、24位発進から65をマークして一気に3位フィニッシュ。そんな爆発力が松山に欲しいのだ。

■逆転負けでも丁寧に取材に応じたG.ノーマン

 評論家の菅野徳雄氏が、NHKのインタビューに仏頂面で登場した松山は「マナーとしておかしい」とこう指摘する。

「16番の池ポチャが相当に悔しかったのだろうが、インタビューにまともに答えていなかった。どんなに悔しくてもちゃんとコメントするのがプロゴルファーとしての義務です。解説の田中秀道もダブルボギーのことを引き出せなかったし、聞いていない。球の打ち方だけでなく、プレーヤーとしても成長してもらいたい。

 その昔、グレッグ・ノーマンがマスターズでまさかの逆転負けを食らった時は、1時間近くも丁寧に記者の質問に答えた。それがトッププロとしての責務であり、苦しさを乗り越えることで、また一回りも強くなるわけです。松山もゴルフは一流のレベルに近づいているが、人間としても一流になってもらいたいものです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…