慶大野球部の先輩で、指揮官の後ろ盾でもある巨人の堤辰佳GM(51)はこの日の試合後、取り囲む報道時に、「(自身の進退は)上からはまだ何も言われてない。とにかく戦力を使い切る形でやろうと監督と話をした。コーチの交代とかも(上から)言われていない。まだそういう時期じゃない。90試合近くもある。何かやらなくちゃいけないのは分かっているけど……」と話した。
編成トップであるGMが、コーチの入れ替えも含めて「上からは何も言われていない」と言うのだから、自分の判断が及ばなくなるほどの状態になっているということだろう。高橋監督も、必ずしも安泰な立場ではなくなってきたということだ。