巨人底なし13連敗で懸念 由伸監督オフの辞任や解任あるか
高橋由伸監督(42)は「坂本を2番に置いて流れが変わればと思ったが、結果だけ見れば厳しい内容。ただ、何とかしようとしている姿勢は見られた」と険しい表情だった。
13点も取られながら、試合はおよそ2時間半で終了。淡泊な攻撃陣からは、この日も粘りが感じられなかった。これで交流戦は3カードで9戦全敗。セ・リーグ記録の16連敗、プロ野球記録の18連敗も視野に入ってきた。
■交流戦中のクビ監督は4人
ネット上には「今すぐ監督を休養させてください。お願いします」と過激で悲痛なファンのコメントがあふれている。3年契約2年目の高橋監督への風当たりは日に日に強くなっているのだが、巨人監督のシーズン中の途中休養は歴史上、一度もない。
「浮き沈みが激しい交流戦で監督のクビが飛ぶ例が多いのは確か。08年にはオリックスのコリンズ監督が辞任を表明。同時に打撃、投手コーチも辞めた。10年には9連敗を喫したヤクルトの高田監督が休養。14年には西武の伊原監督、15年にはオリックスの森脇監督が交流戦期間中に辞任し、チームを去っていますが、由伸監督は彼らとは立場が違う」