巨人底なし13連敗で懸念 由伸監督オフの辞任や解任あるか
前日に球団ワースト記録を更新する12連敗を喫した巨人。8日の西武戦前のベンチは当然のことながら重苦しかった。
ある選手がこう言った。
「よく開き直れって言われるけど、それってどういう意味ですかね? 観念してふてぶてしく思い切ってやること? まあ、巨人でそれはムリ。一つ一つのプレーが見られ、ダメならボロカスに批判される。こういう時こそ、捨て身になることは確かに必要だとは思うけど、巨人で開き直ってプレーするのは絶対ムリ。監督も球団の人も『連敗を受け止めないといけない』と言ってますし……」
がんじがらめの巨人は、連敗のプレッシャーも加わってガチガチだ。試合前、村田ヘッドコーチに打開策について聞くと、こう声を大にした。
「一番大事なのは諦めない気持ちや! だってそうやろ? 体を動かすのは気持ちなんやから!」
案の定、連敗は止まらなかった。この日は投手陣が大炎上だ。先発池田が三回途中7失点KOされると、計4投手で今季最多タイの13失点。早々と試合は決まった。坂本勇が13年以来、4年ぶりの2番に入ったものの、わずか2得点のボロ負け。球団ワースト記録をさらに更新する13連敗となった。