打撃と強肩に高い評価 広島・鈴木誠也にメジャーが熱視線

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 独走を続ける広島に早ければ27日にも球団史上最速の優勝マジックが点灯する。「1強5弱」といわれるセ・リーグで3連覇に向けてひた走る広島にはメジャースカウトからの熱視線も集まっている。お目当ては4番に座る鈴木誠也(23)だ。

 鈴木はメジャー志向で知られる。一昨年オフのイベントで「野球をやっている以上、上の世界には興味がある」と初めて言及。今季に入り、広島戦が行われる球場のスタンドにはメジャースカウトが集結するようになった。

 今季はここまで13本塁打、打率.292。プロ6年目ということもあり、米スカウトのひとりは「球団がポスティングを認めるにしてもまだあと2、3年はかかる」と慎重に調査を進める姿勢を示しながら、こう絶賛する。

「バッティングフォームがシンプルになって、以前よりも無駄がなくなった。メジャーの速球にも対応できるタイミングの取り方をしている」

■「ポテンシャルがある」

 元広島投手で米球界に戻ったへーゲンズも米紙に「打撃にパワーがあり、いい肩を持っている。アメリカでプレーしたければ、挑戦できるだけのポテンシャルがある」と語っていた。

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