西武M8で2年連続Vなら…立役者たちの年俸更改は波乱必至
オフを楽しみにしているのは、この3人だけではない。
金子侑(29=今季年俸5700万円)の39盗塁も現在リーグ最多。2度目のタイトル取りもある。
「今も打撃は物足りなさがあるものの(・251)、走塁と守備の貢献度は高い。1億円の大台は頭にあるはずです」(前出のOB)
3年目の源田(26=同8000万円)も忘れてはならない。開幕直後の死球で右手首を痛め、連続フルイニング出場の記録は途切れたが、リーグ最低防御率の弱体投手陣は源田の守備に何度も助けられてきた。優勝すれば「陰のMVPと言っても過言ではない」と評価する声も多い。源田は昨年が約4000万円増。今オフはそれ以上を要求するのは必至だろう。
3年連続4度目の最多安打が堅い秋山(31=同2億3500万円)はこのオフ、FA権を行使してメジャー挑戦するともいわれている。退団なら戦力的には大きな損失となるが、資金の面では助かるに違いない。