ロッテ澤村でメジャー争奪戦か 欲しがる球団と積まれる金
今月17日に海外FA権を取得したロッテの澤村拓一(32)に、メジャーの複数球団が関心を寄せているという。選手の移籍情報に関して精度の高いことで知られる米サイト「トレード・ルーモア」のスティーブ・アダムズ記者が26日(日本時間27日)に伝えた。
記事では澤村について「最速97マイル(約156キロ)の直球に加え、90マイル(約145キロ)前後のスプリットが武器」とし、「彼がメジャーでのプレーを希望した場合、(ロッテへの)トレード後の成績(15試合で防御率1・23)や、ポテンシャルは(交渉で)有利になるはずだ」としている。
アダムズ記者は「今オフのFA市場の動向や澤村の契約内容を予測するのは難しいが、中継ぎ投手は例年と変わらず需要はある」と、通算75セーブ右腕の獲得に動く球団は少なくないとみている。
実際、メジャーは澤村を高く評価しており「真っすぐの最速はメジャーのリリーフ投手の平均(約151キロ)を上回っており、狙って三振を取れるスプリットは武器になると思う」(ア・リーグスカウト)。