田澤指名漏れの衝撃…背景に米国も呆れたNPBの“島国根性”

公開日: 更新日:

「上位指名もある」と言われながら、12球団から見向きもされなかったのがBC・埼玉の田澤純一だ。

 アマチュア選手がドラフトやNPB入りを拒否して海外球団と契約した場合、海外球団を退団後、大卒・社会人は2年、高卒は3年、NPBの所属球団と契約できない「田澤ルール」ができるきっかけになった選手。今年からルールが撤廃され、ドラフトで指名される可能性もあったものの、獲得に名乗りを上げる球団はなかった。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

 いまも150キロ近い速球を投げるというが、すでに34歳。10年前にはトミー・ジョン手術を経験し、今年3月にレッズのマイナーをクビになった選手だ。「年齢的にもすでに下降線をたどっているピッチャーだし、どうやら代理人がついていて獲得には高額なカネがかかるともっぱらでした」とはあるスカウトだが、

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇