ロッテ澤村でメジャー争奪戦か 欲しがる球団と積まれる金
澤村は中大4年時にヤンキースなど複数のチームからオファーがあり、一時は本人も真剣に渡米を考えたといわれる。巨人に入団してからもメジャー志向を変わらず持ち続けていたという。
同じリリーフ投手では平野佳寿(当時33=現マリナーズ)が17年オフにダイヤモンドバックスと2年約6億3000万円、昨オフは山口俊(同32)が、ブルージェイズと2年約6億9000万円で、それぞれ契約した。
「澤村の条件提示は平野や山口を上回ると思います。今季はマリナーズ(救援陣の防御率5・92)、レンジャーズ(同4・63)、ダイヤモンドバックス(同4・60)など、資金力のある球団のリリーフ陣が崩壊状態でした。投手陣の再建を図る球団が澤村に好条件でオファーする可能性はあり、争奪戦に発展すれば2年契約7億3000万円から約8億4000万円の規模に膨れ上がるのではないか」(スポーツライター・友成那智氏)
今季途中、巨人から移籍してロッテ中継ぎ陣の屋台骨を支えた右腕が流出危機だ。