内川聖一がソフトB退団を決意した工藤監督の“塩漬け”姿勢

公開日: 更新日:

 工藤監督は就任1年目の15年に内川をキャプテンに指名。18年まで4年間務めるなど信頼を置いていたように見えたが……。放送関係者が言う。

「指導者経験がなかった工藤監督は、特に就任直後に采配、選手起用でハンドリングの拙さを露呈した。内川はキャプテンとして、時に選手の立場から首脳陣に意見することもあった。しかし工藤監督はトップダウン型。意見をする人物を敬遠する傾向があり、それで辞めていったコーチも少なくない。また内川自身、チームでは孤高の存在だった。調子が悪い時にベンチやロッカーで感情をあらわにすることもあった。工藤監督はチームの雰囲気が悪くなることを懸念していたとも聞くが、だったら、日本一に6度も貢献していませんよ」

 いずれにせよ、内川を巡っては、かねて調査を続けていたヤクルト中日などが獲得に乗り出す方針。久しぶりのセ・リーグの舞台で、もう一花咲かせることができるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続