巨人に桑田は“劇薬”…キャンプで最初にぶつかるのは誰だ?

公開日: 更新日:

あの2人は合わないの声も…

 桑田コーチはそういう“優しい”あるいは“ぬるい”育成法にメスを入れるというのだ。2人を知る巨人OBがこう指摘する。

「実質、巡回コーチのようだけど、肩書は宮本投手チーフコーチの補佐。これは危険ですね。宮本コーチは選手に寄り添うタイプ。本人の要望を聞いてケガをさせないように気を配る。一方で桑田コーチは頑固。自身の理論に絶対的な自信を持っていて、選手が従うのは当たり前。一見、選手を尊重して自主性を重んじるようで、実は体育会系の一面もあわせ持つ。2人が合うか心配です」

 原監督はそんな2人の性格を把握しながら、あえて「劇薬」を投入したことになる。キャンプ中、何が起きても不思議ではない。

 なお、SSK社はこの日、戸郷とアドバイザー契約を結んだと発表した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???