著者のコラム一覧
菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

渋野日向子が取り組むスイング改造 米ツアー優勝は困難だ

公開日: 更新日:

 予選落ちのない先週の「ホンダLPGAタイランド」で渋野は通算9アンダー34位に終わった。出場した日本4選手の中で渋野が最下位だった。

 こんなフラットなバックスイングをして、なおかつ左手首を左手のひら側にコックしたら球が上がらない。日本のフェアウエーはコーライ芝なのでキャリーが出なくてもボールが転がり何とか戦える。

■飛距離不足に加えて弾道も低い

 しかし、米女子ツアー会場はフェアウエーも軟らかい洋芝なので日本のコースのようにボールは転がらない。だからできるだけ弾道の高いキャリーボールを打たないと飛距離は出ない。

 今年の全米女子オープン(6月3日開幕)はオリンピッククラブ・レイクコースで開催される。サンフランシスコ郊外の海に向かって傾斜している丘陵コースだ。

 1998年全米オープンでリー・ジャンセンが勝った時の会場でもある。その時は現地へ取材に行き、試合が終わった翌日に回った。ウオーターハザード(ペナルティーエリア)はひとつもなく、フェアウエーバンカーが1つだけというコースだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  2. 2

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  3. 3

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  4. 4

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  5. 5

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  1. 6

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  2. 7

    “勝ち組”は中澤、辻、藤本…「モーニング娘。」たちの明暗

  3. 8

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  4. 9

    備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】

  5. 10

    悠仁さま「人々の幸せを願い」成年会見で高まる将来への期待…愛子さまの“国民と苦楽を共に”との比較も