競泳・萩野公介が現役引退…リオ五輪400m個人メドレー金メダル、“キング”として君臨
エンゼルス・大谷翔平(27)が米大リーグを席巻する中、「大谷世代」の大物スイマーがプールを去る。2016年リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(27)が現役を引退することが24日までに明らかになった。
萩野は13年日本選手権では史上初の5冠を達成。全4種目をこなす個人メドレーで結果を残し、「キング・オブ・スイマー」として世界のトップに君臨した。
今夏の東京五輪では200メートル個人メドレー、800メートルリレーの2種目に出場。個人種目は200メートル個人メドレー一本に絞って表彰台を狙ったが、6位に終わった。
萩野と同じ1994年生まれのアスリートには大谷を筆頭に、同じ競泳の瀬戸大也、バドミントンの桃田賢斗、フィギュアスケートの羽生結弦ら大物が揃う。「大谷世代」から金メダリストが第一線を退くことになった。