ロッテ「年俸一律25%減」問題は“水掛け論”に発展…選手会はどう考える? 事務局長を直撃
――それは書面で、ですか?
「いや、口頭ですね。まあ……仮に(査定が)25%ダウンから始まっていなくとも、そうした言葉を球団側が発したということ自体が問題なんです。契約する側という立場を利用し、立場の弱い選手の足元を見る交渉だと言わざるを得ません」
――ロッテの益田は球団から謝罪を受けたと言いました。今後の対応については?
「水掛け論なので難しいところですね……。とりあえず、選手会としては選手と話しながら、ロッテの契約更改がどうなっていくかを注視していくしかありません。ただし、今回の件で問題なのは、選手が球団サイドに不信感を抱いてしまった点です。わだかまりができなければいいのですが」
■ロッテとは清田の裁判問題も抱えているが…
――ロッテといえば今年5月に契約解除された清田が、地位確認と損害賠償を求めた訴訟を球団に対して起こしている。「来季までの2年契約だった」と主張する清田に対し、球団は「今季限りの1年契約」と、こちらも双方の言い分が食い違っています。