ロッテ「年俸一律25%減」問題は“水掛け論”に発展…選手会はどう考える? 事務局長を直撃
――ロッテはあくまで「誤解」と主張しています。
「我々選手会が話を聞いたロッテの選手は10人以上。その全員が全員、『一律25%ダウンで』という言葉を言われたわけではないそうです。実際に言われていない選手もいるでしょう。でも、(球団が下交渉で提示した)数字を見ると25%か、それ以上の大幅ダウンからスタートしていたこともありました」
――しかし、ロッテは再三にわたって否定しています。
「そうはいっても実際にその言葉を聞いた選手もいるわけですからね。まさか言葉そのものを否定されるとは思いませんでした。さすがに予想外です」
――コロナ禍における査定について、選手会は「一律カットなどを一方的に決めないように」と球団側に要望を出していました。
「球団サイドとの事務折衝でも、それに対して各球団から同意の答えはもらっています。ロッテからも『査定は実数(143試合、昨季は120試合)で行います』と返事をもらっていました」