ロッテ「年俸一律25%減」問題は“水掛け論”に発展…選手会はどう考える? 事務局長を直撃
主張が真っ向から食い違っている。
ロッテの選手が契約更改の下交渉で、「一律25%ダウンからのスタート」と言われた一件。労組・プロ野球選手会は11月26日、ロッテ球団へ抗議文を送り、査定のやり直しを要求。今月3日、ロッテは選手会側に「一律大幅ダウンの方針はない。査定担当の説明が誤解を招く不適切な言い方だった」と釈明したが、選手会は「一律25%ダウンからスタートすると説明したことは事実と考えている。ロッテ側の説明は到底納得できない」と、再度抗議文を送った。
選手会総会が行われた6日、再びロッテはコメントを発表したものの、「そんな方針はない。査定担当の説明が……」と、前回とまったく同じ弁解。「再度丁寧に説明を行っている状況です」とした。
この日、ロッテの益田選手会長は総会に出席後、「球団からは『誤解を招いた』と謝罪があり、『今はそういうのはないから』と言われた」と話し、「納得? そうですね」と続けたが……。
言った言わないの水掛け論に発展しつつある中、選手会はどう考えているのか。森忠仁事務局長を直撃した。