鍵山優真が五輪銀メダル 堂々ぶりに「男子フィギュア界を牽引する存在になる」と解説者
高校生スケーターが初の大舞台で堂々と演じ切った。ショートプログラム(SP)2位の鍵山優真(18=星槎国際高)が、今季から取り入れた4回転ループの着氷で体勢を崩した以外、全てのジャンプを成功させた。SP(108.12点)と合わせて自己ベストを大幅に更新する310.05点をマークし、3位の宇野昌磨(24)を抑えて銀メダルを獲得した。
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初出場で表彰台に上がった鍵山は「オリンピックを夢として頑張ってきた数年間の全てが詰まった銀メダル。苦しかったこともあるけど、それも乗り越えて今回の演技、結果につながった。とても自分の成長を感じています」と喜びを口にした。
今回は団体のフリーにも起用され、208.94点で首位に立ち、史上初の銅メダル獲得に貢献。金メダルを獲得したネーサン・チェン(22=米国)、羽生らの名前を挙げ「演技やステップだったり、いろんな部分が評価される選手になりたい」とオールラウンダーを目標に掲げた。