新庄“BOSS組”の注目株!ドラ6左腕・長谷川威展の武器は独特フォームとMLB平均超えの回転数
日本ハムの新庄剛志監督(50)はシーズン開幕に向けて選手間の競争を促すため、「一軍」「二軍」とは言わず「BIG組」「BOSS組」と呼んでいる。「開幕スタメンは横一線」だからだ。
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しかしながら、キャンプも終盤に差し掛かり、練習試合を消化していくと出場する選手はどうしても「BIG組」に偏り、新庄監督自身も試合や自ら招聘した臨時コーチの対応などで「BOSS組」が汗を流す国頭を訪れることはほとんどない。
その「BOSS組」の中に、虎視眈々と出場機会を狙うルーキーがいる。金沢学院大からドラフト6位で入団した左腕・長谷川威展(22)だ。12日の紅白戦は2回を投げ、打者6人を無安打3奪三振に抑えたものの、それ以降、実戦登板がない。出番のなかった22日の二軍の練習試合(対中日)では「少しでも実戦の雰囲気を感じたい」と、スタンドの最上部にパイプ椅子を置き、ドラフト1位の達孝太(17=天理高)とともに試合を見守った。