武藤敬司「引退試合」PPV希望でプロレスも地上波離れ…那須川天心、朝倉未来の成功に触発か

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《どうしても東京ドームでやりたいと思ったのは天心選手と武尊選手の試合を見て。プロレス界も負けない空間、これと同じようなイベントにチャレンジしないと、という思いから会場に問い合わせた》(CyberFightの武田有弘取締役)

■テレビでは25億円も稼げない

 近年、プロレスを観戦する女性ファン、“プ女子”が激増。昭和に比べて会場の雰囲気が華やかになっている。だが、那須川天心(24)や武尊(31)、朝倉未来(30)、朝倉海(28)といった、若手のスター選手が揃っているキックボクシング総合格闘技をしのぐかというと、人気やギャラの面でそうなっていないのが実情だという。

「格闘家のほか、ユーチューバーとして億単位の金を稼ぐ朝倉未来をはじめ、総合やキック周辺の景気は非常にいい。特に武藤が触発されているのが、今年6月19日に東京ドームで行われた那須川天心と武尊の『THE MATCH』で、観客動員数は5万6000人を超え、50億円を超える興行収入のうちPPVで25億円以上稼いだといわれています。ゴールデンといえども、テレビの放映権料ではこれだけの数字は稼げないでしょう」(格闘技ライター)

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