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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

故障明けの錦織圭に「楽天オープン」から再出発の不安…33歳の無理は引退に直結する

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 武器はパワー。これまでショットにウエートを置き、そのスタイルが好きなのだろうが、今年の全米決勝を戦ったシフィオンテクやジャバー、若いガウフらは大坂と打ち合う技術も脚力もある。大坂にしかない時速200キロ超えのサーブ主体に切り替える時期だろう。〈サーブだけなら〉の松岡修造をワンポイントコーチに推薦したい。

 11月にはウクライナを迎える国別対抗戦も控える。来季に向け日本で足がかりを……メンタル次第とか言っている場合ではない。

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