原巨人“鬼門”の交流戦に潜む3つの恐怖…借金生活での開幕は「悪夢の2017年」ソックリ
借金生活に逆戻りした巨人は4位で「鬼門」の交流戦へ向かう。
2014年に優勝した後は(20年は新型コロナの影響で中止)その後7年間で19年しか勝ち越せていない。昨季は8勝10敗の10位。交流戦を制したヤクルトに7ゲーム差と引き離され、最終的に4位に沈んでいる。
特にロッテとの初戦を迎える敵地・ZOZOマリンでは8勝20敗3分けと大きく負け越す「鬼門」だ。さる球界関係者がこう言う。
「優勝した14年も一塁走者が三塁ベースを踏み忘れたと判定され、本塁打が取り消される“事件”があった。強風の洗礼を受けて、平凡な飛球を落球したこともあるし、21年にはエース菅野が3回途中4失点でKOされてから投球がおかしくなった(最終的に7勝8敗)。何かとハプニングが起こる球場だけに、アレルギーを抱える選手、首脳陣は多い」
巨人の丸が29日、開幕会見に臨み、「なかなか交流戦までチームとして乗っていけていないので、いい流れにする契機にしたい」と話したが、今季の巨人は17年と状況が酷似している。