原巨人“鬼門”の交流戦に潜む3つの恐怖…借金生活での開幕は「悪夢の2017年」ソックリ
「今年は阪神に3連敗を食らって臨む。4連敗で迎えた17年も、交流戦開幕前は23勝24敗で借金1。今年と全く同じ成績です。この年は初戦の楽天戦でエース菅野が5回8失点の大乱調。交流戦で完全に投打が崩壊すると、13連敗の球団ワースト記録を作ってしまい、交流戦は6勝12敗で10位。当時と今とではチーム構成が違うとはいえ、嫌な前例があるのは事実です」(同前)
■ソフトバンクとやると自信がなくなる
19年の交流戦から日本シリーズ、オープン戦を合わせて14連敗を喫した「ソフトバンク恐怖症」も深刻だ。
「19、20年の日本シリーズで2年連続スイープを食らい8連敗。昨年の交流戦も初戦は4被弾を含む9失点でボロ負けし、2戦目も5発を打たれ逆転負けをした。3連敗は避けたい原監督が3戦目に中4日で戸郷を先発に立てて、なんとか一矢を報いたが、『ソフトバンクとやると力負けするから、みんな自信がなくなる』と首脳陣は嘆いています」(同前)
巨人は今年も交流戦で苦労をしそうだ。