巨人投手陣ノーコン病は原監督が元凶…指揮官の“口撃”に若手萎縮、思い切り腕が振れず

公開日: 更新日:

 巨人高橋優貴(26)が今季初登板を白星で飾れなかった。

 28日の広島戦で先発。初回は1四球、二回も本塁打を打たれた後に8番の会沢に四球を与え、3回5安打2失点。早々と代打を送られ、降板となった。与えたのは2四球だが、3ボールになる場面が多かった。原辰徳監督(64)はかねて高橋の四球病を問題視していた。

 2021年にチーム最多の11勝(9敗)をマークしたものの、昨季は10試合に登板して1勝(5敗)止まり。9月に左肘の手術を受けて育成契約となり、今月10日に支配下へ復帰していた。

■与四球数はリーグワースト2位

 ノーコン病は巨人全体の問題でもある。与四球数63はリーグワースト2位。昨季まで一軍で2年間、投手コーチを務めた桑田現ファーム総監督は、「キャッチボールの時から制球力を高めるコツをつかんでほしい。塁間で伸びのある球を構えたところに投げられるような練習をする」と指導。春季キャンプでは、通常より短い距離からブルペン投球を行ったり、コースを投げ分ける力をつける「ライン出し」など、独自の制球力向上メニューを課して改善を図ったものの、目立った効果は表れなかった。昨季の414与四球もリーグワーストだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した