岩井ツインズの弟・光太が地味な国内男子ツアーを救う? 関東アマ圧勝、3姉弟の時代到来も

公開日: 更新日:

【BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ】第1日

 今大会は国内ツアーの公式戦の1つ。昨年、アマチュアで日本オープンを制した蝉川泰果(22)は、公式戦4大会に優勝する「グランドスラム」を狙っているというが、この日は1アンダー22位タイと「大事と思っていた」スタートダッシュは切れなかった。

 初日4アンダー3位につけた中島啓太(22)も2年前のパナソニック・オープンに史上5人目となるアマ優勝を成し遂げた。当時は「ニュースター誕生」と騒がれたものの、蝉川同様、プロ転向後は思ったほど派手な活躍はしていない。

 ツアー関係者がいう。

「蝉川は今季、関西オープンでツアー3勝目をあげ、中島も先週のミズノオープンはプレーオフで惜敗。決して埋もれているわけではないが、近い将来米ツアーで戦うつもりでいる2人なら、もう少し優勝争いに絡んで、ツアーを盛り上げて欲しい」

 女子プロは渋野日向子古江彩佳勝みなみ西村優菜といった人気選手が米国へ行っても、昨年の年間女王の山下(美夢有)は今季も強いし、岩井千怜、明愛の双子の姉妹など、新たなスターが次々と出てくる。男子ツアーにとっては羨ましい限りだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇