大谷翔平1試合2発!ア本塁打単独首位に立つも…悲願の初タイトルに立ちはだかる宿敵2人の執念
熾烈な三つ巴の争いに
一方のアルバレスは昨年7月に7本塁打を放つと、8月は1本に終わった。これはア・リーグ西地区首位を走っていたア軍の主砲だけに、四球(20個)で歩かされるなど、相手のマークが厳しくなったため。一発は減ったが、出塁率.326とまずまずだった。9、10月には6本と巻き返した。
昨年、ジャッジ(9年約504億円)、アルバレス(6年約152億円)とも契約を延長した。大型契約を結んだ責任と自覚から、ジャッジ、アルバレスとも開幕前に本塁打王のタイトル獲得に意欲を見せていた。
地元メディアなどによれば、近日中にも2人の復帰の見通しが両球団から発表されることになっており、ともに長期離脱は避けられそうな見通しだという。
ヤンキース、アストロズともポストシーズン進出の可能性を残す。プレーオフに向けて休養十分のライバル2人が調子を上げてくる可能性もあるだけに、初のタイトル獲得を狙う大谷は熾烈な三つ巴の争いを強いられそうだ。