大谷翔平1試合2発!ア本塁打単独首位に立つも…悲願の初タイトルに立ちはだかる宿敵2人の執念

公開日: 更新日:

熾烈な三つ巴の争いに

 一方のアルバレスは昨年7月に7本塁打を放つと、8月は1本に終わった。これはア・リーグ西地区首位を走っていたア軍の主砲だけに、四球(20個)で歩かされるなど、相手のマークが厳しくなったため。一発は減ったが、出塁率.326とまずまずだった。9、10月には6本と巻き返した。

 昨年、ジャッジ(9年約504億円)、アルバレス(6年約152億円)とも契約を延長した。大型契約を結んだ責任と自覚から、ジャッジ、アルバレスとも開幕前に本塁打王のタイトル獲得に意欲を見せていた。

 地元メディアなどによれば、近日中にも2人の復帰の見通しが両球団から発表されることになっており、ともに長期離脱は避けられそうな見通しだという。

 ヤンキース、アストロズともポストシーズン進出の可能性を残す。プレーオフに向けて休養十分のライバル2人が調子を上げてくる可能性もあるだけに、初のタイトル獲得を狙う大谷は熾烈な三つ巴の争いを強いられそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  2. 2

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  3. 3

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  4. 4

    吉村知事の肝いり「空飛ぶクルマ」商用運航“完全消滅”…大阪万博いよいよ見どころなし

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  2. 7

    大谷ファンの審判は数多い あいさつ欠かさず、塁上での談笑や握手で懐柔されている

  3. 8

    小泉進次郎の“麻生詣で”にSNSでは落胆の声が急拡散…「古い自民党と決別する」はどうなった?

  4. 9

    ドジャース地区連覇なら大谷は「強制休養」の可能性…個人記録より“チーム世界一”が最優先

  5. 10

    ドジャース地区V逸なら大谷が“戦犯”扱いに…「50-50」達成の裏で気になるデータ