巨人・菅野智之が“癖バレ”に疑心暗鬼…自己最短KOから1週間、修正できずKOにショック露わ
「その後、菅野が腰痛で抹消を繰り返したことから、評論家は『この頃から腰に違和感があったのではないか。腰をかばいながら投げていた。下半身が使えていないから体の開きも球離れも早かった』と指摘。21年には足と右肘を痛めて出遅れ、復帰した後の広島戦は3被弾して敗戦投手に。原監督は『二度とこんなことは繰り返したくない』と怒ったが、他球団の関係者は『菅野はどこか痛い時、調子が悪い時に投球フォームから球種が分かる年がある』と言っている。菅野は『狙い球を絞ってきた』と言うが、狙い球なんて毎回絞るもの。『いろんなものが重なっての結果』という方が意味深で核心を突いているともっぱらです」
菅野はこの日、初回に2死一、二塁のピンチを招くと、阪神の5番・佐藤輝に初球のカットボールを右翼線へ二塁打され、先制を許した。2-1と逆転したが、六回には4番・大山に痛恨の逆転2ランを浴びて6回途中3失点。3敗目(2勝)を喫した。
5失点以上した試合の次回登板は、23試合中14勝しているというデータがあった。ボコボコに打たれても、すぐに修正してきた。ただ、2年前同様、今季も右肘を痛めて出遅れているだけに、投球フォームになんらかのクセや傾向が出ている可能性はある。ちなみに21年は6勝7敗に終わった。通算119勝のエースは、そんな疑念を拭えないようである。