原監督に課せられる「高給取り」の肩たたき…4位からの逆転Vと若手育成に次ぐ重要ミッション

公開日: 更新日:

 巨人原辰徳監督(64)が21日、読売新聞東京本社で山口オーナーに前半戦の報告を行った。

「投手陣の成長。経験値の浅い、給料もあまり高くない、そういう選手たちが成長している姿を非常に評価していただいた」(原監督)

 投手陣は山崎伊、菊地、田中千らが台頭。野手では秋広、門脇が出てきたが、83試合を消化して40勝42敗1分け、借金2で首位阪神に6.5ゲーム差の4位に沈んでいるのだから、褒められたものではない。さる巨人OBが「若手が頑張っているのは確かだが、給料が高いベテランが問題です」とこう言った。

「坂本(年俸6億円)は右足を肉離れして離脱。不振の丸(同4億5000万円)は打率2割台前半(.235、11本塁打、25打点)の低空飛行で二軍落ち。原監督が問題視しているのは、昨年は2割台後半(.271)だった得点圏打率が、1割台(.182)とチャンスでからっきしなこと。菅野(同5億円)も前半戦最後の登板で自己ワーストの1/3回6失点の大炎上。そもそも右肘を痛めて開幕からずっといなかった。現在の成績も2勝2敗だから、チーム内で風当たりが強くなっているようです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース