佐々木朗希「左わき腹肉離れ」で登録抹消…ロッテに激震、“年単位”で遅れる育成計画

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 各スポーツメディアの見出しに「今季絶望」の文字が躍った。

 25日、ロッテ佐々木朗希(21)が登録抹消。左わき腹の肉離れで、吉井監督は「2カ月かかるとの話です」と説明した。佐々木が自らの異変に気付いたのは24日のソフトバンク戦で90球目を投げた時。この日は93球を投げ、6回1失点、勝ち負けなしだった。

 2カ月というのが全治なのか、実戦復帰までの期間なのかはわからないが、指揮官はさらに「彼の回復力がどうなのかで変わってくる。早ければ2カ月。(回復力が)遅かったらもっとかかると思うから、そうなれば(今季復帰は)厳しいかな」と、今季絶望もありうると示唆したのだ。

 大船渡高時代に163キロを投げ、当時から「球界の至宝」と呼ばれていた佐々木。2019年ドラフトでは4球団が1位指名の末、ロッテが当たりくじを引き当てた。

 ロッテも佐々木を壊さないよう、1年目から慎重に、慎重にブレーキを踏ませつつ、体づくりから着手。吉井監督は20年は投手コーチとして、21年はピッチングコーディネーターとして佐々木の育成に関わってきた。今季も1試合で投げる球数を徐々に増やしながら、6月頃には120球を投げさせる体力がついている……はずだった。

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