手術検討でも大谷翔平の市場価値は高騰 “打者メイン投手オプション”新契約なら総額1000億円も
大谷翔平(29=エンゼルス)がシーズン終了を待たずして右肘靱帯損傷を修復するトミー・ジョン手術を受ける可能性があると、米全国紙が報じている。
「USAトゥデー」(電子版)のボブ・ナイチンゲール記者によれば、大谷と親しい関係者が「10日以内にシーズンを終えてトミー・ジョン手術を受けると思う」と話したという。同記者は「次のホームの連戦の後、シーズンを終了すると発表するのは理解できる」とつづっている。
エンゼルスは日本時間5日から11日まで、本拠地でオリオールズ、ガーディアンズと7連戦。その後、手術を受けるとすれば12、13日あたりか。2018年オフの同手術は10月2日で、翌年5月8日に打者として復帰した。今回は前回より2週間以上早くメスを入れるわけで、その分、復帰も早くなる見込みだ。
ハーパー(30=フィリーズ)は昨年11月に同じ手術を受け、6カ月で戦列に復帰した。大谷もうまくいけば来季、打者として開幕からプレーできる可能性まで出てきたのだ。
シーズン終了後とみられていた手術を前倒ししたのか、当初からその予定だったのかはともかく、大谷がシーズン終了を待たずにメスを入れるとすれば、来季、打者としてできる限りフルにプレーしたいという強い意志の表れだろう。